べえたさん初めまして。
ヒラフシアリを採集されたのですね。どんぐりから出てきたとのこと、確かにあまり聞かない事例かもしれませんね。
ヒラフシアリについては僕個人の感覚で言えば秋に灯火に飛来する新女王が最も目にする機会が多いアリです。コロニー自体を見つけた機会は僕はあまり多く無かったのですが、全て枯枝からの採集でした。
一方で、ヒラフシアリ同様に枯枝からコロニーがよく見つかるミカドオオアリ、ヒラズオオアリなどでどんぐりからごく初期のコロニーが出たことがありました(ミカドオオアリは信じられないですよね笑)。特徴としてはいずれの例も林床深くに埋まった朽ちて湿ったドングリと言うよりは、地表近くに落ちていた乾燥したドングリに営巣していたという特徴がありました。
コロニーを立ち上げる初期段階で、乾燥した枯枝と同じような状態のドングリを見つけて中に入り込む樹上種の女王が低確率でいるのかもしれませんね。
べえたさんの見つけられたヒラフシアリも同様のパターンだったのかもしれません。
興味深い事例ですね！

返信ありがとうございます!(´▽｀)
どんぐりからウメマツオオアリ(20匹ほど)が出てきた時も驚きましたが、まさかのミカドとは…狭くないんですかね笑
ヒラフシは2度見つけていますが、2回目に見つけたコロニーは30匹近くが入っており、どんぐりの中でぎゅうぎゅうに詰まってましたね。また2つに共通して、近くのどんぐりから同程度のサテライトが見つかっており、もはやどんぐり営巣の傾向があるんじゃないかと思った次第です。

サテライトも見つかったんですね。
確かにドングリに営巣しているパターンのあるアリと言えそうですね。
アリ達から見れば「乾燥した植物質の壁に囲まれた内部空間」ということで枝も堅果も区別が無いのかもしれません笑

コメントありがとうございます。
クロオオアリに大きな個体が現れるんですね。
その個体は周りの個体と同じく働きアリなのですが、「メジャーワーカー」と呼ばれる個体になります。クロオオアリの場合、コロニーが成長するにつれてワーカーのサイズが連続的に大型化していきます。最大のものは13mm程まで大きくなり、とても立派な体格です。一般に最も小さいワーカーは7mm程なので、かなりの体格差ですよね。コロニーが成長すればこのような10mmを超えるワーカーが増えてきますのでそのような変化もぜひ飼育の醍醐味として楽しんで下さい。

ちなみにクロオオアリのようにワーカーサイズが連続的に変化するタイプのアリを「多型」と言い、オオズアリのように大小のワーカーサイズが固定されているアリを「二型」と言います。

そうだったのですね!
メジャーワーカーは1年目には生まれないのだと思ってました...

栄養状態によるのだと思います。
一年目でも1cm程度のワーカーは十分出てきます。もし12~13mmの最大サイズのワーカーが出たなら一年目のコロニーとしてはだいぶ早い気はしますが。

クロヤマアリ好きさん、開けましておめでとうございます🎍また、返信が遅くなり申し訳ありませんでした🙇‍♂️

クロオオアリの未交尾女王が脱翅して繭まで行ったんですね？！可能性としては採集時に翅が付いていたものの実際には既に交尾が済んでいたパターンか、実際に未交尾で無精卵を産んでオスアリが誕生しそうになっていたパターンでしょうか。
年始の止まったり動いたりですが、ただ停止しているだけなら問題無さそうですが、倒れていたり痙攣していたり通常の挙動では無いなら心配ですね。
冬場のよくあるパターンとしては出掛けている間に乾燥が進んで危なくなり給水して復活するようなことはありますが…
春を迎えるまで飼育環境を整えてあとはクロオオアリに頑張ってもらうしか無いのかもしれません🙏

アギトアリの女王を採集されたんですね。
アギトアリなどのハリアリの仲間は飛行時期ではなくても女王が単独で巣外を徘徊する場合があるので、今夏に飛行した個体や既存の小規模コロニーの女王が採餌などの為に外に出ていたものの可能性があるかもしれませんね。
ワーカー落ちかどうかの判別は僕には分かりませんが、交尾済みの女王の場合でも産卵までに1ヶ月近くかかる場合があるので、その点もまだ産卵が確認出来ない要因かもしれません。

アリ好きの中学生さん、初めまして。コメントありがとうございます。
アギトアリの生息地についてですが、この場でピンポイントでお伝え出来ないことをご了承下さい(安易にネット上に情報を出すことを避けたいという点と頑張って自力で探し当ててこそそのアリへの理解と飼育の楽しさも大きくなるはずという僕のポリシーから)。一応、大阪北部のとある場所でアギトアリを確認することが出来ます。良かったら探してみて下さい。
また、お友達は大阪ではないところに住んでいらっしゃるんですか？
アギトアリの生息地は年々各地で新たに見つかっているようなので大阪以外でも生息地にアクセス出来るかもしれませんよ。

こんにちは。
なんと、本日アギトアリの女王とワーカーを採集することができました。
色々ご指摘ありがとうございました。

アギトアリ採集出来たんですね！
おめでとうございます🎊
飼育頑張って下さい！

クロヤマさんこんにちは。
飛行情報ありがとうございます🙇‍♂️
バードサンクチュアリというところに昔トゲアリの生息記録があったのですね。
17年前では確かに状況は変わってしまっていると思いますが、少し調べたら人が入られる場所がだいぶ制限されていて保全された公園のようですね。観察路から見える範囲でトゲアリが見られる可能性は高くはないかもしれませんが、森のどこかに棲んでいてくれるのを祈るばかりですね。
登録者4200に到達しました。ありがとうございます🐜これからもマイペースで頑張ります。

初めまして。コメントありがとうございます！
トゲアリを探しておられるんですね。僕も大阪に住んでいますがトゲアリの生息地は北摂で小規模なものを知っているだけで多くは見つけられていません。ここで明確な生息地情報を場所をお伝えすることは出来ないのですが、トゲアリの生息地の特徴としては寄主となるクロオオアリかムネアカオオアリが生息していること、風通しのよい雑木林であることなどが挙げられます。
京都の南部や故郷である栃木県では大規模な生息地があり観察が出来たのですが大阪ではどこにたくさん住んでいるんでしょうね笑？僕も知りたいです。

ご返信ありがとうございます！
頑張って探してみます！

クロヤマ好きさん、こんにちは。
飛行情報ありがとうございます！
もうすっかり秋のアリの季節となりましたね。トフシアリも出てきたということはいよいよ今年のアリシーズンも終盤となり寂しさも感じます。

飛行後の新女王に腹部が無い現象ですが、いろいろなアリで見ることがあります。僕はトフシアリでは見たことがありませんが、オオアリ、ケアリ、フタフシアリなど様々な種で見たことがあります。
原因は、飛行時に鳥などの外敵に食べられているのだと思います。
アリは空を飛べるものの飛行自体は上手くないので他の生物の恰好の餌食になってしまうんですね。被害に遭ったどの個体も大きくて柔らかい腹部だけ綺麗に食べられているのでビックリしますよね。

また、アズマオオズアリですが、走行性があるかは分かりませんが灯火周辺で有翅雌や脱翅雌を見つけたことはあります。
ただ上手に見つけている方は朝方や午前中に見つけられているケースもあるようです。

教えてくださってありがとうございます。外敵ですか…。トフシは鳥からみるとかなり小さそうなので、他の外敵かもしれませんがそれでも食われてしまうのですね。アズマオオズアリ、来年探してみます。(キイロシリアゲアリが大量にいた掲示板のクモの巣に数週間前？の個体が引っ掛かっていたので質問させていただきました。)

クロヤマ好きさん、こんばんは。
追加の飛行情報ありがとうございます！
秋口のアリ達の飛行は僕は近年あまり見に行けていないので貴重な情報です。
サクラアリ、オオシワアリなどの飛行後の個体も昔見たことはあるのですが最近は縁がありません…
クロヤマアリの越冬未遂(？)面白いですね笑
ヤマアリの仲間は夏に越冬状態に入ってしまうケースが結構ありますが、最近の厳しすぎる夏の間、成長が鈍るコロニーが割とあるように感じます。これはヤマアリに限ったことではなく、我が家ではアシナガアリなどフタフシアリでもその傾向がありました。
冬眠と言うより夏眠に近い現象なのでしょうか、答えは分かりませんが興味深いですね。

クロヤマ好きさん始めまして。
結婚飛行の情報をたくさん頂きありがとうございます！
昨年からの情報もあるんですね！
貴重なデータとして結婚飛行グラフ等に反映させて頂きます。
ありがとうございました！